2016/1/10 「友だちのパパが好き」 アフタートーク付上映

ユーロスペース(東京) スクリーン1
アフタートーク: 岸井ゆきのさん×宮崎吐夢さん×山内ケンジ監督

 
ユーロスペースのメモ:
キャパ92座席。
トーク有無に関わらず、事前予約はなし。
当日一番最初の上映開始時間30分前から窓口でのみ販売。
今回は10:00には購入可能だったところ15:30頃に購入で整理番号7番。
上映15分前に整理番号順に入場、座席自由。
最終的には8〜9割座席埋まっている状態で上映スタート。
トークショーの撮影可?(何名か写真撮っていたので)
 
▽「友だちのパパが好き」
友だちのパパが好き、声に出して読んでも声に出さないで読んでも可愛らしいタイトル。
ポスターを見てもピンクの背景に吹越さんと女の子がふたり、かわいい。吹越さんが「パパ」なんだろうなあ、女の子どちらかが「友だち」でどちらかが主人公で、キラキラ楽しい感じのお話なのかな〜…
と呑気な想像をしていたけど、それはあまりに呑気すぎた!
こと細かに書きたくなるけどせめてこのくらいの前知識で見た方が楽しめるんじゃないかな?と個人的には思ったから、ぜひ見て体感してほしい!
あれ?あれ?って思っているうちに、どんどん「ヘンタイ」のペースに巻き込まれていっているのは劇中の人たちだけじゃなくて、この作品を見てる人もかな、と。
 
▽トークショー
上映終了後すぐに、宮崎吐夢さんが登場。
宮崎さんが司会っぽく岸井さんと監督を呼んで、お二人も登場。
岸井さんの時は「昨日はピンクとグレーの舞台挨拶に出ていたそうですが、今日の衣装はピンクかな?グレーかな?」なんて言っていた宮崎さん。
岸井さん衣装は白のトップスに黒のパンツ。
 
なぜかこのトークショーの半分くらいはピンクとグレーの話になっていた。
宮崎さん「どうでしたか、昨日は」
岸井さん「とてもたくさんの方がいらっしゃって…ほとんどが女性でした、男性がいる!と思ってもよく見たら父でした。きっとみなさんあの…ジャンプさんの、ファンの方でした。」
なぜかちょっと濁す岸井さん…!お兄さんもいたと言っていたような…記憶違いだったらすみません。
 
宮崎さん「この作品も、昨日もトークショーやったんですよね」
監督「今日はたぶん岸井さんがいるからお客さんいっぱい来てくれたけど、昨日とかは全然…5人くらいだったんじゃないかな。だからもう、色々自由に話してました。」
トークショーあっても5人て…!と世知辛さを感じたので宣伝を頑張りたい気持ちが強まった。うまくできないけど…
 
監督「この映画、タイトルで気になって見てみたら思ってたのと違うとか…カップルで見にきたけど、彼女の方が怒って喧嘩になっちゃったとか、そんな感想が多いような…」
宮崎さん「たしかに、ギャップがあるかもしれないですね」
監督「もう、タイトルがよくなかったのかなって……」
下を向く監督
宮崎さん「イヤイヤ!笑 タイトルでひきつけられてきてくれてるんなら、いいんじゃないですか?」
 
監督は岸井さんの食べるシーンと、親友との喧嘩シーンがよかった とのこと、褒められた岸井さんは照れていた。
リハの時は食べないで、いざ本番で食べながらお芝居すると台詞飛んだり失敗しちゃう人もいるけど、岸井さんは食べながらのお芝居が上手い、自然だと、褒める監督。
 
お客さんからの質問タイム。
①「この作品こそ「ピンクとグレー」だと思いました!」
監督「そう…ですね…笑」
宮崎さん「ピンクとグレーがいい!っていわれて、そうですねって答えるしかない感じに…笑」
 
②「とても面白かったです!…」
質問に行く前に
監督「ありがとうございます。なかなかそう言ってもらえなくて。いいって言ってもらえてると思うとだいたい業界の人…演劇やってるとか、スタッフとかなんですよね。」
あっ、といって質問に戻す監督。
「台詞ひとつひとつに特徴を感じましたが、なにかこだわりがあったら教えてください!」
監督「そうですね…城山羊の会でもそうなんですけど、それぞれの役者さんに当て書きしてます。この人はこんな感じに言うだろうなって。岸井さんはもう2回くらい作品に出てもらってるので、結構、岸井さんも分かってくれてるかなって」
岸井さん「ありがたいです…」
宮崎さん「もう次の作品も撮り終わってるんですよね?」
監督「あ、はい。」
あれ?言っていいのかな、と宮崎さんが言いながら、結局その場ではタイトルは分からず。
監督「次の作品も公開できるように、この作品をよろしくお願いします。」
本当に人が入っていない、みたいなことを言っていたのでもったいない…
 
▽トークショー後
登壇されたお三方が出口のところでサインをしてくれた。
監督→岸井さん→宮崎さんの順に並んでいてお客さんはパンフを持って順番に並ぶかたち。
同行した友人が先に監督と話しているのを聞いていたら、次回作のタイトルをサラッと言っていた…!
けど、書いていいかわからないのでとりあえず黙っておくことにする、タイトルではっとするということは…というのと、監督にまつわる…というもの!
みなさん穏やかに接してくださって、映画はなかなかのインパクトだったけどトークからは終始おだやか。ほわほわっとした感じで、緩急あったなあ…!
 
何度も言っちゃうけど、ぜひ映画館で見てほしい!
その流れで次回作の公開が決まるといいなあ。